だいたい山旅〜遊びたいのも山々

人生も折り返しを迎えたアラフォーおじさんの荒波一万尺

金華山〜真の男とは?オトナとは? 〜オトナおじさん登山部〜

オトナの男の登山とは…

 

男を惑わす魅惑のPEAK…がキーワード。

 

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歴史輝く金華の峰の日々に新たな自然の恵み。

 

知る人ぞ知る名曲。

 

レーニングを兼ねてライトなテン泊装備を背負い鷹巣山から金華山を撫でるルート。

 

鷹巣山とは、金華山のお隣の岩戸トンネルの上の岩岩の山。

 

決して岩岩を登る訳ではない。

 

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先ずは九十九折の林道を歩き最初のクロスロードを日野に突き抜ける。

 

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ここが最初のポイントだ。

 

北に直登すれば直ぐに鷹巣山の頂上なのだが、オトナの男はそうはしない。

 

ここは味わい深い岩戸トンネル出口・達目洞側の東尾根を目指すのだ。

 

オトナである。

 

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シダックス日野店をすり抜ける。

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当日は気温3度〜5度くらいだろうか。

 

日陰は寒いが1時間程で大仁田厚くらいビチャビチャ。

 

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モニュメントとなってしまったオフ車の屍。

 

ひと気もほぼ無いこのルートは静かに山を楽しめる素敵な場所だ。

 

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素晴らしい晴天の中、鷹巣山のPEAKを焦らず目指すオトナの男。

 

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この鷹巣山金華山より眺めは良い。

 

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そしてあれが男を惑わすPEAK。

 

金華山岐阜城がピンと立つ。

 

きっと金華山に登る=岐阜城目指す。だろう。

 

若僧、見ておけ!オトナおじさん登山部の流儀を。

 

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妙見峠へと降り立ち、地図で言う大参道から鼻高、めい想の小径へと下りそこから百曲りを登り返し七曲り〜唐釜を経て岩戸公園に下るルート。

 

これがオトナの男を体現する全ルートだ。

 

若僧には辛抱ならないだろう。

 

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この大参道から鼻高コースも本当に整備も行き届き、味わい深い良いコース。

 

金華山のメジャールートでは無いが、是非お勧めしたい。

 

達目から大釜ルートも非常に良いルート。併せてお勧めしたいし、また違った金華山を味わえる。

 

そして若僧なら鼻高から岐阜城に行ってしまうのだろう。中にはロープウェイでいきなり⁈みたいな。あぁ…青い青い。まあそうして人は成長するのだろう。

 

オトナの男はめい想の小径を下る。

 

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このめい想の小径もまた北尾根、つまり長良川側になる為景色が良い。

 

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今日は御嶽山も見え、金華山の永遠のライバル百々ヶ峰、奥には能郷白山伊吹山等最高の展望ルートだ。

 

めい想の小径は、金華山の登山ルートの中でもまあまあ距離があるのでその名の通りあらゆるめい想や迷走が出来、その迷走を助長させる見事なギミックが隠されたルートなのだ。

 

自分は今日はここで今いちばんのお気に入り女優、吉岡里帆について想いを巡らせる。

 

彼女はまっすぐだと思う。うんうん。

 

おじさん的にはグラビアは良いが親心なのか、それをしなくても充分良い仕事が他で出来ていると思う。悪いおじさん達の画策に翻弄されない事を願う…何て考えてるうちにとんちの効いた看板が迎えてくれる。

 

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めい想の小径だから、己にふけり向き合おうと思っている人間にとってこれらは邪魔ではなかろうか?

 

いや、これに翻弄されたら負け、そんなめい想はめい想では無いと言いたいのだろうか?

 

これをきっかけにしろ!とでも言いたいのだろうか?

 

あぁ…吉岡里帆

 

さっきすれ違った全身ピンクの千葉真一

 

オールバックにサングラスが素敵だった井上陽水

 

笛を巧みに扱い小鳥をおびき寄せ、若いお姉ちゃんを手玉に取るいぶし銀おじさん。

 

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めい想の小径に現れた濃いめの方々。

 

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親鸞様。あなたはいったい何と言っているのですか?小生にはちっともわかりません。

 

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名前の読み方もわからないあなた様は、もはや皆んなが薄々気づいている当たり前の事をただ堂々と言ってしまっただけでは無いのでしょうか?

 

めい想が迷走して一周回って路は開けるのだろうか?

 

これこそがめい想の小径と言われる所以なのだろうか…わからない。

 

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この階段の下から3段目は濡れていると必ずコケる。どんな靴でも必ずコケるので気をつけてください。

 

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板垣たゃーすけ。
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岐阜公園の名所を抜け百曲りを登り返す。

 

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このルートは岐阜城直下のロープウェイ乗り場とリス村の間に出る。

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若僧なら自らの達成感を得たい!そういう思いのみで岐阜城を一心不乱に駆け上がって行くところだろう。

 

このオトナの男は、ここまで来ておいて下る。

 

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どんどん下る。
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男、特に若僧は必ずと言っていいほど先っちょPEAKに気を取られ大切なことを忘れがちだ。

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もっと大切なことがそこにはあるのだよ。

 

私が初めて本格的に登山をしたのは、白出沢からの奥穂高、日帰り登山だった。

 

そこは北に涸沢岳、南に奥穂高穂高連峰が誇るダブルピーク。その谷間を這い上るルート。

 

もちろんビギナーには限界で、どっちのPEAKも取れずに谷間の小屋(穂高岳山荘)で悶え力尽き、下山を余儀なくされた苦い思い出がある。

 

それから一年、地道な鍛錬、努力を経てリベンジの果てに奥穂高のPEAKを頂いた。

 

そう、どのPEAKも『いきなり』は好ましいものでは無い。

 

己の努力と成長と共に、徐々にPEAKを詰めていこうでは無いか!

 

オトナの男として伝えたい。

 

そう言いながら、結局山も人生もアノPEAKも詰められないおじさんも如何なものか…と。