だいたい山旅〜遊びたいのも山々

人生も折り返しを迎えたアラフォーおじさんの荒波一万尺

『敬意』を語る経緯 〜偉そうにすいません〜

ゴミ問題。

 

これも凄い気になってる事の一つ。

 

街を歩いてても山登ってても、朝の会社周辺の掃除にしても、飴の包みからペットボトルやコンビニの袋や弁当のトレーやら……とにかく毎日大量だ。

 

然るべき処理がなされないこれらのゴミは一体どれ程あり、どのくらい環境に影響を及ぼすことか?

 

昨今の報道で、奈良の鹿さんの胃から何キロものポリ袋…とか海に浮遊するマイクロプラスチック、エベレストや富士山の放置ゴミ、はたまたこれは悪意丸出しで異常とも思える日本の『テン場の放置ゴミ』

 

怒りも湧くが、同じ登山を楽しむ者として情けないしなにより悲しい。

 

とにかく異常なスピードであらゆるものを壊していってるのは間違いなく『ヒト』だ。

 

自分もゴミゼロの生活はしていないし、もしかしたら気づかない間にそうしているかもしれない。しかし意識は絶やしてはならないし、何とかしなければならない。

 

それは、素晴らしい大自然の為だし、そこにある命の為だし、後世に生きる子供たちの為でもある。

 

インフラの整備…とか言い出すとキリが無いしどの世界でもそうだが、自己責任で無くなると、つまり他人や行政等のせいにしだすと、イタチごっこで解決しない。

 

最近こういう事を考える時に最後に思うのは、『全ての人や物の価値』が落ちてきている、低くなってきているんだと思う。

 

このご時世、人も物も溢れ、分からない事や知りたい事がお気軽に手に入れられる。人は分からない事でも分かった気になって勘違いしてしまっているかもしれない。

 

全てが近いところにあると錯覚してしまう。

 

お手軽感=価値の低下

 

 

日本では『山岳信仰』があり、崇拝される対象である山もある。

 

それこそ遠くない昔、崇拝し敬意を持って命がけで槍や劔を目指したりもしていたのだ。

 

 

そう、今足りないのは人、物、色んなことへの『尊敬』や『敬意』じゃないかと思う。

 

 

『敬意』を持つと自ずと行為や行動が変わる。

 

 

 

そこで!

 

山に入る前にこうしませんか⁈

 

 

今からお世話になる山に『手を合わせ感謝する』合掌

 

下山後も、登った山に向かい感謝する。

 

『今日はお世話になります、登らせて頂きます』

 

『今日はありがとうございました!無事下山出来ました!』

 

これをすれば、ゴミなんて出来ないだろうし荒らしたりも出来ない。

 

登山道のゴミも拾って行こうなんて思ってもらえたら嬉しい。

 

こうしてほしい…とまではおこがましいが、自分が山を荒らさない為の『儀式』みたいなものが出来たら…

 

どうか、皆さんのスタイルで良いと思うので、皆さんなりの『敬意』でもって是非後世のお手本となれる様な楽しみ方を体現出来ると、凄く良い世の中になるんじゃないかなぁ…と思います。

 

若い世代の人たちも、何かそんな事してたり発信したら『カッコイイ!』と思うよ!笑

 

自分も書いてしまった責任上、絶やさず続けていきますよ!笑

 

偉そうにすいません…

 

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