おっさんカメラを購入 〜期待のニューフェイス入店に翻弄されるの巻〜
この数ヶ月コンデジなるものを物色していた。
実はそもそもカメラとか全く興味もなく『かさばらんし手軽やしいつも持ってるからスマホあらゃえーやん』的に考えていた矢先、前回蝶ヶ岳にご一緒させて頂いた大先輩の持っていたスマホの写真に絶句。
機種は判らんがその臨場感とボケ方が衝撃だった。
そして大先輩は別でコンデジ持参だったが、その写真も見事。
そりゃ折角えーとこ行っといて、やっぱり綺麗に思い出残したい!と普通の人間ならもっと早く気づいていたはずだ。
いろんな道具がそうであるように、カメラという奴は上を向くと無情な程にキリがない。
超初心者で昨日今日思いたった奴に一眼レフは豚に真珠。いや一眼レフって響きは聞いた事あるけど…程度で、実はコンデジなんて呼び名も知らない始末。
でもそこから皆さんがそうであるように、ちょっとした沼にはまり始めるのであった。
職場に一台コンデジがある。名前はソニー家のRX100。通称出木杉くん。
どうやらこの子、コンデジ界では名の知れた子らしい。
その昔、8000円くらいで購入したピンクいデジカメを仕事で使ってた事があったが、それはど素人でも分かる使い勝手とマイクラみたいなカクカク画質。そして何よりシャッター押してからが長い。
それに比べたらこのRX100って子は誰もが手の届く存在で、しかし高スペックな言わば出木杉くん的存在。
一応自分で決めた予算は5万円くらいと思ってたのでRX100IIIにでもと思っていた。
あ、あと候補としてキャノンG7XマークⅡってのと。
無い知識で悶々とカメラ屋と家電量販店をさまよい手に取りを繰り返す様はか不審者か、はたまたまっすぐ家に帰れない虐げられた悲しいサラリーマンか。
そうしているといつもの上司からLINEが届く。
『おい、○○さんがNikonのEOS M5要らん?って言っとるぞ』
へー。
なにそれとググルと…へーってなもんで良く判らん。
しかし良さそうだ。
突然目の前に現れたニューフェイス。
そして一週間後。
あー、大体こうなるのである。
アナログ人間がスイッチいっぱいに翻弄される。
※イメージ
自信はない。