た・ま・ら・ん…〜常念・大天井岳〜
やっと。
ナント!実に10ヶ月ぶり。
山ブログ。
大天井岳でテント泊!
あー、めっちゃ長かった。
もう、今季は何も無く終わってしまうのでは…と思ってた。
ことの始まりは、友人F。
この友人F。四十路真っ只中の彼、突然仕事を辞め英語留学すると2月頃フィリピンに渡る。
渡ったは良いが、コロナでロックダウン。
フィリピンではロックダウン中不要な外出は許されず、逆らった人が…となったりとエライ騒ぎだったそうな。
で、やっとこさ4月に帰国出来た友人F。
その友人Fがヒマを持て余し東京のツレと二泊三日で双六→槍ヶ岳→南岳行くよ〜なんて言うもんだから自分も調子乗ってじゃあ南岳で会おうってなテキトーな約束で予定が決まる。
で、蓋を開けたら天候不良予報でその友人F達は直前で断念。
自分も、新穂高から南岳はなぁ…
それよりは一人ハイクなら稜線歩き楽しんで、素敵なテント泊がしたい!
という流れで一ノ沢→常念小屋→大天井岳にコース変更決定〜
やっぱり一ノ沢からは気持ちいい。
最高の登山道。
起承転結。
常念小屋に寄りたかったがそのまま大天井へGO。
たまらん!
常念〜大天井たまらん。
稜線歩きたまらん。
た・ま・ら・ん
この縦走路。
気持ちいいからどこまでも歩いていたい。
で…ご褒美
ペタッと座ってもうすぐ手の届きそうな槍を目の前にビールとポテチ。
大天荘のテン場。
いちばん乗りした甲斐もあって槍へのポールポジション。
ここからはもうグダグダ人間の始まりで、呑む食う寝る徘徊するの繰り返し。
調子のって当日、若人達の様に短パンだったから日焼けで両脚がパンパンに腫れ夜寝れず。
そのまま朝4時にダラダラと起き、帰り支度。
朝5時過ぎ発で北アルプスの早朝大スペクタクル。
NHKスペシャルの画面なのでは⁈と思ってしまう位のクリーンなザ・北アルプスの朝であった。
大天井から4時間で下山、この日もセッカチ炸裂で音速の貴公子となった。
で、この日のニュース↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/62920f3b7fc7f24bfaf23b94c1cc8e9465a72d18
熊。
前回も横通岳の登り口にておじさんに声かけられ、『今お兄ちゃんの50メートル位のところに熊がいて、テント場のみんなであ〜って言ってたところだった』なんて事があった。
一ノ沢も何箇所かケモノくさいところあったり、この日はやたら猿が多かった。
コロナで登山者が少なかったりで野生動物も出てくるだろうし、彼等からしたら人間こそよそ者でお邪魔させてもらってる立場。
お互い良い距離感で共生したいものだ。
ってな事で、やっと山に行けたという報告でした〜