笠ヶ岳 〜長〜い一日〜
梅雨っぽくなってきました。
連日の雨…雨…雨。
でもこの雨が山の雪を溶かしてくれる。
あ…雪溶けてるか探索しに行こう!
左俣の林道は歩き易くて好きだ。
天気もまずまずでマイナスイオンたっぷり。
登山口の画はおじさんが水浴びしてたので撮れませんでした〜苦笑
しかし笠新道…
急登めちゃめちゃつづら折れ。
涼しいのに汗びっしょり。
なかなかワイルドで笠新道来たぜ感。
槍もなんとか確認。デカいぜ槍ヶ岳。
なかなか進まない笠新道にお花を愛でて癒されるオッサン。ジャイアントビクターフラワー。
鬼滅のなんやらの割れた岩。
見どころ多いぜ笠新道。
杓子平までなんとかたどり着いた頃にはいつものガスガス。
ちっ、モザイクか。
でもモザイクは人の想像力を広げてくれる。
モザイクの先…
今日の目的は残雪の探索。
あー長い。
杓子平からも長い。
カサからも長い。
ガンバの頃にはだいぶ折れてる。
スグソコ。何処?
ほら視界30m。
このガスり。
綺麗な小屋で中華丼頂いたけど腹減りすぎて写真撮り忘れ。
山頂アタック。
はいゲットー!
ガスガス。
いつもの『また来いよ』って事でしょう。
いつも思うけどこのガレガレの石が重なった地層というかこれって表面だけなのか?どこからカチカチになってるのか?表面が代謝みたいに肌カッサカサみたいな事⁇
で、ガスガスなので30分ほど昼寝を決め込み帰路…の筈がいつものここから。
抜戸岩の手前でたまたま登山道のマーキングから帰ってこられた笠ヶ岳山荘のご主人とお話しする機会。
弓折方面、小池新道の残雪具合を伺って何方もアイゼン無しで問題無しとの事。ありがたい。
ここが笠新道と弓折方面の分岐。
ここまで来たからな〜抜戸岳行った事ないし行っとこかなぁ。
って、思った事が事件の入口。
途中雷鳥ちゃんのお母ちゃんとヒナ2羽と出会い、ヒナの鳴き声マネしたらお母ちゃんに飛びかかられる。めっちゃ怒ってた。
でもでも雷鳥ちゃんには癒される。
で、コレ。
抜戸岳。
おいおいってとこにある。
道ないじゃん。
ガレ岩とハイマツかき分け到着。
で、少し北側に降り登山道探す。
あーめんどくさ。
戻るのめんどくさ。
笠新道めんどくさってなって、何を思ったか弓折方面の方が距離あるけど降り基調なんじゃね⁇気持ちいいんじゃね⁇って。
ここではまだ多少ポジティブ。
はい、始まりました。
ガスガスでも見える範囲だけでも絶景だと分かる景色。稜線歩き大好物だからめっちゃ気持ちいい。コレ天気良かったら最高だろうなぁ〜
しかし…
結構なアップダウンに気付き始める。
何あの岩〜
何あのカールっぽいの〜
めっちゃ残雪あるじゃん〜
めっちゃ藪漕ぎするじゃん〜
コイツやっと気付く。
まあまあしんどくね⁇
秩父岩ってどれ?
大ノマどれ?
しんどくね⁇
あれもしや鏡平の分岐⁇
アレ?雰囲気違くね?
ベンチ無くね?
墓場のように立つ標識。
大ノマ乗越だと。
大ノマ岳どこ?
ボッキボキ。
心ボッキボキ。
はぁ…
脚上がらん。
目の前に立ちはだかる多分弓折岳。
アレ登んの?マジか。
でこのザマ。
実は偽ピークというか弓折岳ではない。
弓折の前に心折れ脚もポキポキ。
実際の弓折岳のピークはなんて穏やかなところにあるんだ〜ってくらいピークっぽくないピーク。
で、やっとこさ鏡平分岐〜
はぁ。
鏡平山荘に着いたのが16:15。
ヤバ。
この脚で日が暮れる前に新穂高に戻れるのか?
携帯の充電16%。
ヤバ。
この後の写真有りません。
なんとか19時丁度、日暮れ前に新穂高の駐車場着。
あー良かった〜
はい、ちゃんと計画立てましょう。
ひとまわり大きくなりました。
因みにいちばんの目的、残雪概ね大丈夫でした〜苦笑
PS
白山帰りに保護したハク君。
めっちゃ元気にしてます〜