だいたい山旅〜遊びたいのも山々

人生も折り返しを迎えたアラフォーおじさんの荒波一万尺

西穂丸山 〜コーナーポストと化す〜

『ラーメン食べ行こか?』 これは涙ぐましいオヤジの誘い文句。 これを瞬時に『アヤシイ』と読み取った小学5年生は警戒心をあらわにする。 決行の日の早朝叩き起こされ、寝ぼけたまま嫁さんに登山服を着させられるのであった。 道すがら車中はほぼふて寝。 …

憧れゴロゴロ双六 〜幻の稜線〜

ウミノソコカ?… 二連休の前の晩、高校時代からの親友Aと呑み。 この親友Aとは、バンドを永きに渡り組んでいた。 彼がベースで僕はギターorドラム。 このAという男は、全く良いヤツなのだが、寝すぎグセ、寝坊グセ、遅刻グセ、忘却グセ、脱力グセ・・・・・…

『敬意』を語る経緯 〜偉そうにすいません〜

ゴミ問題。 これも凄い気になってる事の一つ。 街を歩いてても山登ってても、朝の会社周辺の掃除にしても、飴の包みからペットボトルやコンビニの袋や弁当のトレーやら……とにかく毎日大量だ。 然るべき処理がなされないこれらのゴミは一体どれ程あり、どのく…

蝶ヶ岳におじさん妖精 〜旅は初道連れ〜

奇跡のひとりぼっち男が遂に殻を破る時が来た。 それは一週間前の出来事であった。 仲良くさせてもらっているキャンツーがライフワークの上司のY氏から、『中津川のSさんとIさん登山してるらしいぞ』『いつも低山ばっかでアルプス行きたいって言ってたからオ…

自然とか登山って素晴らしいって事なんです ~永久迷走おっさん~

自分はネガティブ側の人間だ。という事は散々認識している。 ちょっぴりおせっかいで米粒ほどの正義感で自分がめんどくさい事になったりもする。 ここ数年はそんなものをタンスの隅の無印収納ボックス(当分使わない)に押し込めてるつもりだったが、きっと…

イタドリが原らへんで昇天男 〜ホタテ隠蔽問題〜

ついにこの中年男は天国に昇天してしまったのだろうか? 悪天候と急な仕事で5月を棒に振り、シーズンインを果たせずの男。 前日の晩は、嫁さんと岐阜の街で呑んでいた。 あまりに久しぶりの出来事で動転し気を逸したのか、『明日山行ってええ?』と聞くと『…

ダムカード襲撃団と優しいお巡りさん

『5月になっても忙しぃーじゃねぇかぁー!!』 ゴールデンウィーク。 世の中は10連休。 僕は4連休。 『まあまああったじゃん!!』 なんて歓喜の声も聞こえてきそう・・・が、しかし・・・ これが【わが社マジック】 前後の週休2日を【寄せて上げる】戦法…

ゲンゴウゴシハルサメ 〜的のない空中戦〜

自分『今日は蕎麦じゃね?』 嫁『それ年越しのこと?前頭葉の萎縮だいぶきとるな…』 娘『え?ママやったー!蕎麦食べたい!』 嫁『えー。蕎麦無いし。春雨ならあるけど』 娘『春雨食べたい!ゲンゴウゴシハルサメやん』 ゴツイな。

TOKYO 〜ミスも匂いもメリノが解決〜

TOKYO それは、岐阜のサル男にしたら大変な覚悟でもって挑まなければならない。 会社から『あぁ…明日からヒマラヤ支社で頑張ってよ』なんて言われるのと同じくらい遠く過酷な場所のイメージ。 過去に東京の某大学を受験した事がある。 その時も失態の連続だ…

その男ヒマにつき

『ヒマは人を成長させる』 かの有名な人が一度はチラッと思い言いたかったがしょーもないと思い残さなかった言葉。 このヒマな男は山に行く事にした。 高賀山。 それはそれは霊験あらたかな山岳信仰で知られる山。 夏場は『ヤマビル』の聖地、パラダイス、フ…

四人も要らないロンリープレイ 〜休日を諦めろ〜

『焚き火ツーリング』はやはり中止。 穏やかに晴れているのだが… まあ、『災い四天王』が揃ってしまったらきっと雪くらいは降ってくるだろうし、何なら帰れない程積もったりで『低山遭難』くらいは覚悟が必要だろう。 中止は賢明な判断。 そう言い聞かせ今日…

そーら見た事か! 〜プラスにならない足し算〜

引き続きのヘドロドロドロロペスな日々。 白目をむいて瞑想の様に妄想の旅。 もしかしたらアノ空也様の如く何かを唱え、お口から『ピロピロピロ〜』と何かしら出てしまっているかもしれない。 空也様、なんとも言えないお顔をしていらっしゃる。 そのくらい…

トコトコ岐阜のダート林道 〜大谷大栃林道〜

ヘドロデイズからひとまず顔を出す。 『決算』という今となっては何も掻き立たないフワッとした号令の元、『働き方改革』もどこ吹く風、『負荷を掛けたら掛けただけ人・物は成長し強くなる』的な進化論を導き唱え始めた我が社。 ダップン寸前の己。 本来の状…

金華山〜真の男とは?オトナとは? 〜オトナおじさん登山部〜

オトナの男の登山とは… 男を惑わす魅惑のPEAK…がキーワード。 歴史輝く金華の峰の日々に新たな自然の恵み。 知る人ぞ知る名曲。 トレーニングを兼ねてライトなテン泊装備を背負い鷹巣山から金華山を撫でるルート。 鷹巣山とは、金華山のお隣の岩戸トンネルの…

血と涙と枯れ大豆 ~飛び交う散弾~

我が家の黒ずんだ玄関に無数の枯れた大豆。 これは枯れた大豆の様な形をした一人の男の『枯れ果てた涙の結晶』かも知れない。 時は2/3の20時過ぎ。 底なし沼の様な職場から脱出に成功した男。 その男は心身ともに疲弊しきって、安息の地である己の家つまり…

フォレストヒルズ霊仙山 〜ヒル神の居ぬ間に〜

苦手なものがある。 満員電車。 電車ってだけで不自由感だが、満員が付くと大変だ。自分はデカくて代謝が良いので申し訳ないのでほぼ移動で電車は選ばない。 調子の良い人 何度も痛い目に遭っている。だいたい痛い目に遭って暫くしてから気づくパターンだ。 …

昭和のオヤジはこうあれ 〜おじさんは大志を抱く〜

この日はゴルフという名の登山。 つまりは、ボールをわざとOBキワキワの傾斜地に運びながら好スコアを目指し、おまけに登山も楽しむ一日の休みで二度おいしい事をしに来た。 登山ゴルフの聖地 のはずが、ここは県内有数のOBなど先ず出ない、いや出せないコー…

哲学の散歩路 〜迷走の小径〜

一週間ってなんて早いんだろう。 このまま年末を早々に迎えてしまいそう。 今日は、ずっとお世話になっているバイク屋さんに愛車の修理と点検をお願いして来た。 そこには愛すべきお母さまがいらっしゃる。 『あら〜エライ久しぶりじゃない〜元気してたの?…

独標 〜雪山道具の使い方〜

1/10西穂高岳独標 前日の風呂上がりに突然決めた。 だって行きたいもん。 4時起き、轟天号が雪けむりをあげ疾走する。 せせらぎ街道はマイナス18度。 いや、マイナス19度までは確認した。 7時過ぎに、新穂高の登山者無料駐車場に到着。 ここで早くも雪山装備…

キュートな南岳新道 ~We are the chanpon~

もうすぐ連勤が明ける。 どっかに行きたい・・・逝きたい。 電波の届かない場所。 って感じでいつもの妄想をするです。 でもってあまりネタもないので去年の回想をするです。 あれは暑さで列島がグニャっと以前よりまがっちまったんじゃないか!?なんて心配…

出ず寝ーランドからの生還

休みもあっという間に終ってしまった。 今日からお仕事。 昨日はとりあえずの休み最終ということで、娘っ子念願の我が家の氏神様である高山の【肘神神社】に年始のごあいさつに向かった。 さすが有名なパワースポットだけあり並みの混み方ではなかったが、そ…

出ず寝ーランド2019 〜キッカケ〜

あけましておめでとうございます。 年末から外にもほぼ出ず、出ず寝ーランドに迷い込んだ本厄男はずーっとPEAKSと山と渓谷、山地図をエロ本を覚えた中学生の如く眺める毎日。 結局年末の理解不能なYahooポイントの魔の手にハマりまくり、おかげで散財完了。 …

厄を追い払え 〜行く厄来る厄〜

28日に仕事納めでその晩に忘年会。 なかなか高級な焼肉を頂いたまでは良かった。 家に帰ると具合が悪い。 明日は早朝から家族で八ヶ岳に行くぞーなんて息巻いていた。 夜中になり、壊れた蛇口のように上から下から。水のトラブルクラシアンのCMみたいに暴れ…

続〜メリークリスマスな夜 〜聖なる夜の逆流星群〜

結果からご報告しよう。 完璧に仕事を終えた。鍛錬の賜物だと先ずは自らを褒めたい。 一時はこたつの中で… この辺りまで達していたが、気力で持ちこたえいざ決行。 気づかれる事無く御供えする事に見事成功。 当たり前だろう。こんな事を何年続けてると思っ…

メリークリスマスな夜

うちには娘っ子がひとりいる。 自分で言うのも何だがそれはもう可愛い。 だがもう既に母親のDNAを色濃く受け継ぎ、ツンとデレの使い分けを完全に会得している。 そんな娘っ子に今晩ひと仕事が待っている。 日本中のお父さん達も、今日は完全完璧に決めないと…

悪天最強マテリアル 〜透湿防水的社会構造〜

ウチの嫁の職場の話である。 ある大手企業のひとつのサービスの疑問・質問・苦情・炎上・・・を一手に引き受けているテレフォンオペレーター的な、まるで普段の生活では想像つかない労働を進んでしている。 派遣だが流石は大手の傘の元、旦那の中小企業的体…

シメのワサビ平鍋 〜ラッセルビギナーの進級試験〜

仕事を終え意気揚々新穂高に現れたおっさん独り。この日はワサビ平から鏡平を目指すゴールデンコースの『お平巡り』に来たのだ。 しかしこのおっさんは既に幾つかのミスを犯している。 ある事だけに気を取られ過ぎたあげくの単細胞。 まず、1時間寝坊。 いや…

冬が始まるよ

周りのお高いめのお山さん達が練乳かかったみたいになって来たので、甘党おじさんはそれらの様子見に逆宇治抹茶状態の能郷白山に向かうのである。 途中練乳どころかギラギラサイバーな山。 そして目的の能郷さん。 駐車場には何者かのうんこだけ。 熊かな…熊…

ボヘミアンラプソディー

期待を遥かに上回ってしまった。 後半は中年おじさんから呼吸のタイミングを奪い、お目々から失禁させる怒涛の構成。 終わってもしばらく立ち上がれないほどだった。 生きることは愛だな愛。

ソワソワするやん

今日クルマ運転してたら、イッキに高いお山さん達が白くなってる。 やっとこさ雪が降った模様。 伊吹や能郷白山はだいぶ降ったのかな? 御嶽山は本当に綺麗だった。 中央アルプスかなりクリアに見えた。 恵那山の雪はまだかなぁ。 この時期の雪が少しかかっ…